リメイクとは?サステナブルな生活に必須のモノを大切にするアイデアを解説

リメイク壁塗り

リメイクという取り組みが、ファッションやDIYなどの世界で広まっています。

ですがまだ、
「言葉は聞いたことがあるけれど、内容はよく分かっていない」
「ミシンやハンドメイドなどが得意な人が楽しんでいる印象」
という方も多いですよね。

敷居が高く感じられるかもしれませんが、リメイクはだれでも気軽にはじめられる、エシカルでサステナブルな取り組みです。

環境のためにそして未来のために、リメイクとはどんな活動なのか。
リメイクで私たちの生活がどう変わるのか、チェックしてみましょう。

リメイクとは

リメイクは作り直す(remake)という意味の言葉です。
映画や音楽、ゲームなどの作り直しにも使われる言葉ですが、サステナブルな観点でのリメイクは“使えなくなってしまったアイテムに手を加えて、再び利用できるようにする”行動を指します。

リメイクすると新しいものを買わずに済む、ゴミを減らせる点から取り入れる方が増えています。
処分の手間や出費を抑えられるため、忙しい人や家計にもやさしい取り組みです。

リメイクで私たちの生活はこう変わる!

お裁縫道具 リメイク
毎日の生活にリメイクを取り入れると、どんな変化があるのでしょうか?
リメイクで得られる変化やメリットをみてみましょう。

ものを大切にできる

一目惚れして購入した洋服や小物、インテリアなど。
ずっと大切に使おうと思っていたのに、汚れてしまったり、古くなってしまったりで処分した経験があると思います。

リメイクを心がけると、このようなアイテムを直しながらずっと使い続けられます。

新しく商品を購入する際には、リメイクして長く使えるかどうか。
流行が変わってしまっても、リメイクで再活用できるかどうか。
このような部分に気をつけながら選ぶと、捨てるものを減らせます。

欲しかったものを作れる

リメイクできるのは、自分で購入したものだけに限りません。
リサイクルショップなどに販売されている商品を、自分好みにリメイクする方法もあります。

中古品のリメイクには、新品を買うよりも安く欲しいものが手に入る。
新しくものを買わないから環境にやさしい、といったメリットがあります。

欲しい=既製品を購入する
ではなく、既存のものを自分好みに作り替える習慣をぜひ実践してみてください。

オリジナルアイテムが手に入る

リメイクしたアイテムは、どれも自分オリジナルの1点ものです。
人とかぶりたくない。
既製品のデザインはちょっと物足りない。
それならリメイクでセンスを生かしてみましょう。

お洒落にリメイクした商品は、身につけて出かけたくなったり、人を家に呼びたくなったりします。心の幸福度を上げたい方にも、リメイクが最適です。

簡単リメイクのアイデアを紹介!

リメイクの良さが分かったところで、実際にチャレンジしてみましょう。
手先が器用でなくても、(少々差はありますが比較的)簡単にできるアイデアを集めてみました。
今すぐ取り入れて、エコで豊かな生活をスタートしてみてください。

ショップの紙袋を普段使いにリメイク

【10分DIY】ほんとは教えたくない紙袋の利用方法!!|Koimi DIYの部屋
©Koimi DIYの部屋
お気に入りのショップバック。
普段の買い物にも使いたいけれど、さすがにそのままはちょっと恥ずかしい。

それなら100円ショップで購入できるアイテムで、お洒落にリメイクしてみましょう。

必要なのは100円ショップで購入できるカードケース、貼れる布、バッグの持ち手、両面テープ。
あとはどこの家庭にもあるドライヤーやヘアアイロン、カッターやクリップがあればOKです。

ミシンなしでちょっとの作業でどこでも持ち歩ける防水バッグが完成!
ショップバッグだけでなく、お気に入りだった洋服の生地やお菓子の包装紙など、自由にアレンジ可能です。

古くなった家具はリメイクシートで復活!

【リメイクシートの貼り方】タンスをイメチェンしました!!角が多い物の貼り方|寿ことぶきチャンネルDIY
©寿ことぶきチャンネルDIY

100均DIYで古い家具をモノトーンに!キャンドゥの真っ白リメイクシートが大活躍|マメコChannel

©マメコChannel

まだ使えるけれどキズがついてしまったり、汚れてしまったりした家具はありませんか?
そんな時は万能に使えるリメイクシートが便利です。

タンスやテーブル、棚や床、壁紙まで、どんな場所の好みもデザインへ変身できます。
飽きてきたら剥がして別のデザインに、と気軽に楽しめる点もおすすめです。

リメイクシートは安いものなら100円ショップで購入できます。
事前にドライヤーで温めておくと、シワになりにくく扱いやすいそうです。
まずは小さな部分から、プチリメイクにチャレンジしてみてください。

お部屋の片づけもはかどる段ボール宝箱

​​
©Happy Birthday Project.

小さな子どもがいる家庭にぴったりなのが、段ボールをリメイクした宝箱作りです。
作った後はお片付けBOXとしてつかえるので、自然に家がきれいになります。

段ボールはリサイクルできる素材ですが、ただ回収に出すだけでは価値を下げるダウンサイクルになってしまいます。

ちょっとしたひと手間で、より環境にやさしいアップサイクルなリメイクを目指したいですね。

子どもがいる家庭へのプレゼントや、バザー用品にも最適です。

古くなったタオルはナップサック&ポーチとして活用!

【タオルシリーズ第2弾】初心者も子供もすぐできる!タオルで作る簡単小物作り!|かなえママのエンジョイホビーカフェ
©かなえママのエンジョイホビーカフェ

古くなったタオルや貰ったけれどサイズが合わず使いづらいタオル。
そんなタオルは簡単手縫いでできるナップサックやポーチに生まれ変わらせましょう。

肌に優しいタオル地のアイテムは使い勝手抜群!
スポーツやジム通いに、シューズ入れに、ちょっとしたお出かけに、万能に役立ってくれます。

使わないタオルはぞうきん……ではなく、もっと使えるアイテムへリメイクしましょう。

もう使わないネクタイを小物入れにリメイク!

【ネクタイリメイクレシピ】①小物入れ|Bowdabra Japan
© Bowdabra Japan Store

人からもらったけれどデザインがちょっと派手

「若いころはつけていたけれど、年齢的にもう無理かも」
など、さまざまな理由でまだ使えるのに捨てられがちなのがネクタイです。

そんなネクタイは可愛い小物入れにリメイクしてみましょう。

ネクタイ1本で筆記用具やカードケース、タバコなどなんでも入るマルチケースが作れちゃいます。
ネクタイは素材が良いため、高級感が出るのも嬉しいですね。

レースやストーンなどでデコレーションすれば、女性や子どもも使えます。
オリジナルのアイデアで、まだまだ使えるアイテムへ変えてあげましょう。

ラストマイルライフスタイルでは、これまでに洋服をリメイクする方法も紹介しています。
こちらの記事も合わせて、チェックしてみてください。

リメイク品を購入するという選択肢も

リメイクの方法をいろいろ紹介してきましたが、忙しくて余裕が無かったり、細かい作業が苦手だったり、という方もいると思います。

そんな時には、リメイク品を購入してみましょう。
誰かが作ったリメイク品を購入する、という行動もエコでSDGsな素晴らしい考え方です。

ハンドメイドマーケットやフリマアプリ、オークションサイト、個人のショップなど、丁寧な作業で作られた素敵なリメイク品がたくさん販売されています。

その道のプロが出品している商品も多く、仕上がりにこだわる方にもおすすめです。

環境にやさしい生活を目指すためにも、衣類やインテリア、家具を購入する時にリメイク品を選択肢へ入れてみてください。

「こんなきれいな作品がリメイク品なの?」
そう驚かされる商品も多く、見ているだけで飽きません。

まとめ

リメイクは捨ててしまうものを再活用できる、サステナブルな考え方です。
リメイクが当たり前になると、お気に入りアイテムと過ごす時間が長くなり、気持ちが満たされていきます。

身近なところから取り入れやすいため、自分にできるエコ活動の一歩にぴったりの方法です。
無理せずできることから、気軽にスタートしてみてください。

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