お財布にも環境にもやさしいエコグッズ!持っておきたいアイテムや作り方を紹介!
身近にできるエコな取り組みが、エコグッズの利用です。
多額のコストをかけなくても、難しい知識がなくても、簡単に取り入れられるエコグッズのラインナップがどんどん広がっています。
エコグッズとはどのような商品を指しているのか。
持っておきたいエコグッズや、手づくりできるエコグッズまで、エコ×グッズ情報をくわしくお伝えいたします。
エコグッズとは?
環境にやさしいグッズ、エコグッズ。
脱”使い捨て”を目指す人なら、かならず持っておきたいアイテムです。
エコグッズのエコは、ecology(エコロジー)の略。
本来は生態学、自然環境といった意味で使われていたエコロジーという単語ですが、時代とともに環境にやさしいという意味で使われるようになりました。
使えば使うほど環境を大切にできるエコグッズで、地球にやさしい暮らしをはじめてみましょう。
エコグッズにはどんなものがあるの?
「エコグッズという言葉は良く聞くけれど、具体的に何がエコグッズなのか分からない」
という方も多いと思います。
次に持っていると便利な、毎日使えるエコグッズをみてみましょう。
エコバッグ
カバンに入っているのが常識、というくらい、私たちの生活に欠かせないエコバッグ。
レジ袋の使用を軽減できる、便利なエコグッズです。
100円ショップ、スーパー、衣料品店、雑貨屋など、どんな場所でも購入できるエコバッグですが、購入するなら毎日の洗濯にも強い、丈夫な素材の商品を選ぶのがおすすめです。
「エコバッグがすぐに破れてしまうから、こまめに買い替えている」
これでは、あまりエコではありませんよね。
天然のコットンやリサイクルされた繊維で作られたものなど、エコバッグの素材にこだわると、より環境にやさしい配慮ができます。
手先が器用なら、もう着ない服やあまったはぎれなどを利用して、エコバッグを作るのも良いですね。
自然災害に見舞われてしまった熊本や千葉では、被災地で使用したブルーシートをエコバッグに変える取り組みもあり、温かい輪が広がっています。
ブルーシードバッグ販売ページ|Bridge Kumamoto
エコボトル(マイボトル)
エコボトルは会社や外出先に、飲み物を持参する取り組みです。
洗って使用できるエコボトルに飲み物を入れて持ち歩くことで、お茶や水のペットボトルなど、ドリンク購入時のゴミを軽減できます。
自販機やコンビニで飲み物を購入するより、節約になる点もメリットです。
人気コーヒー店のスターバックスでは、マイボトル持参の取り組みがされているなど、お店の飲み物を自分のボトルで、というエコ活動もあります。
資源節約への協力として、飲み物が22円引きになるなど、お財布にも嬉しいシステムになっています。
使い勝手の良いサイズ、お気に入りデザインのエコボトルやマイボトルを用意して、毎日を楽しく彩ってみましょう。
スマートに楽しむ / タンブラー|スターバックス
サステナビリティ|スターバックス
マイ箸・マイスプーン
外食へ出かけたり、オフィスでコンビニのお弁当を食べたり。
このような時にお店の割りばしを使ったり、コンビニで割りばしやプラスプーンを貰ったりせず、洗える箸やスプーンを持ち歩く人が増えています。
2022年4月以降、コンビニのプラスプーンやプラフォークが有料化されるという政府の方針もあり、今後ますます箸やスプーンをカバンに入れるケースが増えそうです。
プラごみ削減へ、コンビニのスプーンなど対策義務付けへ…有料化や再利用|読売新聞オンライン
マイストロー
飲み物を飲むストローも、自分のお気に入り商品を選びながら、エコ活動できるアイテムです。
紙製のストローを使うお店が増えていますが、紙製は時間が経つとふにゃふにゃになってしまう、というデメリットがありました。
その点チタンやステンレスなどでできたマイストローは、しっかりしているだけでなく見た目もオシャレ。
アルミ製なら飲み物をより冷たく感じられたり、金属が苦手ならシリコン製を選んだりなど、種類も豊富です。
シリコン製は折りたためるというメリットがあります。
中まできれいに洗えるブラシ付きの商品が多いのも特長です。
「ストローを使うたび、貰うたびに罪悪感を覚えている」
それなら、デザイン性の高いマイストローを取り入れてみてください。
手作りできるエコグッズもおすすめ
エコグッズは購入するだけでなく、手作りできます。
ハンドメイドのエコグッズなら、より愛着が湧いて、大切にしたくなりますよね。
ラストマイルライフスタイルではこれまでに、エコ石鹸やエコクラフト、アクリルたわしの作り方に触れてきました。
もっと手作りしたい方のために、まだまだあるハンドメイドエコグッズを紹介いたします。
みつろうラップ
©ドゥニアDunia
みつろうラップは、布にみつろうを染み込ませたアイテムです。
体温で自在に形が変わるため、食品を入れたボウルなどへ手でなじませるだけで、ラップ代わりになります。
おにぎりやサンドイッチを包むのにも最適です。
水洗いができるため、何回でも繰り返して使える点もみつろうラップを使うメリット。
お気に入りの布地で作れるため、食卓や冷蔵庫の中が華やかになります。
用意するもの
好きなデザイン・サイズの布
みつろう
クッキングシート
アイロン
アイロン台
新聞紙
みつろうラップは10分で完成します。
だれでも簡単にできる、手作りの手順をみてみましょう。
1 アイロンの準備
アイロン台の上に、新聞紙4~5枚、クッキングシート、布、みつろう、クッキングシートの順にかさねます。
2 みつろうを溶かす
低温(80~120℃)に設定したアイロンで、クッキングシートの上からみつろうを溶かします。
3 冷まして完成
みつろうが溶けて全体に浸透したら、上に置いていたクッキングシートを外し、冷まして完成です。
ラップ代わりだけでなく、野菜の保存やサンドイッチ、おむすびのケースとしても使用できます。
初めての方は、みつろうの分量や浸透具合、溶け方の様子がよくわかるこちらの動画もご参考に。
【 Greener life.1】蜜蝋(みつろう)ラップの作り方と使い方|ドゥニアDunia
いきなり手作りは少しハードルが高いという方は、繰り返し使えるスタッシャーやシリコンラップで、まずは脱プラスチックラップからはじめてみるのもいいかもしれません。
アクリルモップ
市販のお掃除グッズには、たくさんのプラスチックが使われています。
100円ショップなどで気軽に購入できる商品が多い一方、環境に優しくないお掃除グッズはあまり使いたくない。
それなら、簡単に作れるアクリルモップが便利です。
手作りグッズで、溜まった汚れを掃除しましょう。
手作りアクリルモップ
©Impress Corporation
テレビや棚、パソコン周りなど、細かいホコリをしっかり取ってくれるアクリルモップ。
自宅にある割りばしと、100円ショップで購入できるアクリル毛糸でハンドメイドできます。
用意するもの
割りばし
アクリル毛糸
輪ゴム
厚紙
はさみ
1 割りばしに輪ゴムを巻く
割りばしの下から4cmくらいの部分に、輪ゴム3本を巻き付けます。
2 アクリル毛糸を準備する
12cm×12cmの厚紙にアクリル毛糸を巻き付け、モップ部分を作ります。
100~150回程度、好みの回数で巻き付けたら、輪になった部分を1ヶ所切ります。
3 割りばしに毛糸を巻き付ける
1で輪ゴムを巻いた部分を目安に、輪ゴム側が9cm程度、輪ゴムがない側が14cm程度になる様に合わせます。
その後、最初に輪ゴムを巻いたのと同じ部分へ、別の輪ゴム2本を巻き付け、毛糸を固定します。
4 形を整えて完成
毛糸の長い部分を短い部分へかぶせるようにして、モップの形を作ります。
モップの上部が広がらないように、余った毛糸でしっかり結んだら、手作りアクリルモップの完成です。
掃除する場所に合わせて、いろいろなサイズ、カラーを持っておくと使い分けられて便利です。
巻くだけでOK「アクリルハンディモップ」2種の作り方と、便利な使い方|家電Watch
かぎ針編みができる方、またはトライしてみたい方は、余ったアクリル毛糸の再利用にもなって見た目もとてもかわいいハンディモップを作ることができます。
©LiLi nana*(リリ ナナ)
余ったアクリル毛糸でかぎ針編みで作るハンディモップ
【かぎ針編み】エコ!ハンディモップを手作り♪お掃除が楽しくなりそう☆
まとめ
エコグッズは使う人が増えれば増えるほど、環境に配慮できます。
取り入れられるもの、手作りできるものを見つけて、日常にプラスしてみてください。
エコな暮らしを続けるには、エコフレンドリーな考えも欠かせません。
エコフレンドリーなアイテムの見分け方やアイデアは、こちらで紹介しています!
この記事へのコメントはありません。